カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

政策論争が深まらない代表選になったら、民主党政権の終わりの始まり・・・春秋 八葉蓮華

 政治家にはライオンとキツネの資質が必要、と政治思想家のマキャベリは書いた。ライオンの威、キツネの狡(こう)知(ち)を指している。おそらく古今東西を問わない

 一例を2010年の日本の政権党に見る。代表選をめぐり威と狡知が交錯した。各グループの幹部も含めていえば、いずれがライオンでいずれがキツネか、の一面も併せ持つ。伝書バト役も交じって、なかなかにぎやか

 政治とカネの問題で党幹事長を辞任して間がない小沢一郎氏が、代表選出馬を決めたことでアレレとなった。政治とカネの問題で首相を辞任した鳩山由紀夫氏が菅直人首相支持から小沢氏支持に身を翻したことで、化かし合い的な色も帯びた

 政治に関しては次のような言葉もある。「政治とは流血を伴わぬ戦争である。一方、戦争とは流血を伴う政治である」(毛沢東)。こちらもおそらく古今東西を問わない

 一例を、これまた日本の民主党政権に見た。小沢氏の周辺からは「これは戦争だ」の声が聞かれた。みんなの党の渡辺喜美代表は「ハルマゲドン(世界最終戦争)が始まった。これを機に政界ビッグバンを」と虎視眈(たん)々(たん)

 政界再編うんぬんはさておき、威の張り合いや化かし合い、はたまた戦争ごっこをしている場合か、という気がする。ただでさえ大変な経済が急激な円高株安でいよいよ危うい。もし政策論争が深まらない代表選になったら、民主党政権の終わりの始まりが始まる。

春秋 西日本新聞 2010年9月1日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

未知との遭遇「2010年宇宙人の旅」代表選に絡み表舞台に登場する・・・春秋 八葉蓮華

 1968年に公開された米映画「2001年宇宙の旅」はSFの名作と評される。ストーリーの難解さでも群を抜く

 16年後には続編が作られた。続編の原作の題は「2010年宇宙の旅」。2010年、日本国民は似て非なる旅を目撃した。民放テレビが「2010年宇宙人の旅」と名づけて面白おかしく紹介していたのを思い出す

 宇宙人は当時の首相鳩山由紀夫氏を指す。自他ともに認めていた。米軍普天間基地の移設先を探す旅だった。米国のグアム・サイパンや鹿児島県徳之島などを巡って結局は沖縄に戻った

 「国外、最低でも県外」と見えを切っていた手前、待っていたのは退陣だった。今期限りでの政界引退も口にしたが、民主党代表選に絡み表舞台に登場する場面が増えた。この人らしい「?」も付く。「2010年宇宙人の旅」はまだ続いているようだ

 代表選の投開票は来月14日。鳩山氏が菅直人首相の代表再選を支持すると明言したのは、今月17日のことだった。9日後のきのう、小沢一郎前幹事長を支持すると表明した。小沢氏を応援するのが「大義」とも語った

 宇宙語のようにも聞こえる。どこがどうなってそうなったのやら。「2010年宇宙人の旅」のストーリーの難解さは名作「2001年宇宙の旅」にも負けていない。顧みれば民主党政権は国民にとって、ある意味、未知との遭遇でもあった。この1年でSF色を増したのだろうか。

春秋 西日本新聞 2010年8月27日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

「御巣鷹山」あれから四半世紀・・・春秋 八葉蓮華

 あれから四半世紀とあって、日航ジャンボ機墜落事故にまつわる記事を今年は多く目にした

 本紙は遺書を再録していた。墜落していく旅客機内で、52歳の会社員が会社の手帳に残した家族あての遺書だ。「本当に今迄(まで)は幸せな人生だったと感謝している」などと懸命な字で書かれている

 「飛行機はまわりながら急速に降下中だ」と書かれていたころ、操縦室では機長とクルーが機を立て直そうと格闘していた。その様子を記録したボイスレコーダーは、手帳の遺書とともに、25年前を伝え続ける

 機長が叫ぶ。「気合を入れろ」「パワー、パワー」。すでに垂直尾翼を失っていたことは知るよしもない。「おい、山だ。ライトターン(右旋回)!」「頭(機首)下げろ!」。機長の「頑張れ! 頑張れ!」を最後に30分余のテープは終わる

 専門家たちは「操縦不能の機を、よくぞあそこまで…」と口をそろえたと聞く。事故から15年後に民放テレビが報道番組でテープを流した。乗客の遺族たちは「最後の最後まで頑張ってくれたんですね」と話していた

 テープは高浜雅己機長(当時49歳)の妻淑子さんに夫の操縦にはミスなどなかったことを教えた。それまではつらい日々があったようだ。毎年8月12日の御巣鷹山にはほかの遺族より早く登ったという。今年の御巣鷹からの報道のなかには、淑子さんが2歳の孫も一緒に3世代で登ったことを伝える記事もあった。

春秋 西日本新聞 2010年8月14日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

ニュースがわかる AtoZ「改正臓器移植法編」あなたも判断必要・・・春秋 八葉蓮華

 先々月から本紙に週1回、新しいページが加わった。時事用語をやさしく解説するページだ。「ニュースがわかる AtoZ」(次回は今月22日)

 これまでに「地上デジタル放送」「電子書籍」などを取り上げた。今月8日は、先月施行されたばかりの「改正臓器移植法」だった。翌9日、改正法に基づく初の臓器提供の手続きが行われた

 脳死状態での臓器提供には、改正前は本人の意思表示カードが必要だった。改正後は、本人が拒んでいなければ家族の承諾で可能になった。旧法下では少なからぬ移植が行われたが、移植を待つ人の数には遠く及ばなかったからだ

 「AtoZ」は、一から十まで、のこと。「改正臓器移植法編」では改正法との向き合い方にも触れていた。「あなたも判断必要」の見出しが付いていた。改正法の下では誰もが判断を迫られる可能性がある

 改正後初の提供例となった今回の男性は交通事故で脳シ状態になった。万一のときには臓器を提供してもいいと家族に話したことがあったという。家族は本人の意思を尊重して決断したようだ

 意思が不明の場合、家族として決断を託されるのは、尊い命のリレーとはいえ大きな精神的負担を伴う。意思が残されていれば負担は軽くなる。できればカードで残したい。拒否する権利も等しく保証されている。家族で話し合う機会を持ちたい。きょう書いたことは「AtoZ」の一部にすぎない。

春秋 西日本新聞 2010年8月13日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

車を凶器に変える飲酒ドライバーが今日も各地でハンドルを握っている・・・春秋 八葉蓮華

 酒を飲んで車を運転する不届き者が後を絶たない。事故が毎日どこかで発生する。石川県では県会議員も逮捕された。森元首相の長男だった

 2010年上半期の飲酒事故発生件数は全国で2756件に上る。前年同期比では64件減った。減ったからといって単純に喜べる状況にはない。千の単位で発生していること自体、腹立たしい

 事故を起こすには至らなくても飲んで運転をした者の数は何十倍、何百倍にもなるに違いない。車を凶器に変える飲酒ドライバーが今日も各地でハンドルを握っているだろうことを想像すると、背筋が寒くなる

 背筋を寒くする人の数はおそらく福岡県が最も多い。そう思わせる都道府県別のデータを本紙がこのほど報じた。今年上半期の飲酒事故発生件数だ。福岡が189件で全国トップだった。大阪180件、千葉154件の順で続く

 4年前の8月、福岡市の「海の中道大橋」で3児の命が奪われた飲酒追突事故を知らない人はいない。飲酒運転撲滅を目指す活動が全国で行われるきっかけになった。福岡県民は率先して取り組むと誓った、はずだった

 福岡県内の年間件数はいったん減ったものの昨年は増加に転じた。今年は撲滅の先頭に立つべき公務員の逮捕者が少なくない。恥ずかしい。お盆で福岡県に帰省する人たちも、それぞれの住居地や仕事先で恥ずかしい思いをしたのではないか。こぞって誓い直すきっかけにしたい。

春秋 西日本新聞 2010年8月11日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

前のページ «  ホーム  »  次のページ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。