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「恩」が世の中をグルグル回っていく「恩送り」・・・春秋 八葉蓮華

 ちょっといい日本語、を見つけた。この春亡くなった作家井上ひさしさんの著作のなかにあった。前段が少し長くなりますが、お付き合いのほどを

 山形県で生まれた井上さんは、昭和24年に岩手県一関市に引っ越した。中学3年の春と夏をそこで暮らした。短期間ではあったが「一家、路頭に迷わず、なんとか生き続けることができた」と書いている

 ひさし少年も忘れられない個人的経験をした。書店でおばあさんの目を盗んで国語辞書を持ち出そうとして、見つかった。「あのね、そういうことばかりされると、わたしたち本屋はね、食べていけなくなるんですよ」

 店の庭に連れていかれ、まき割りをさせられた。まき割りを終えると、おばあさんは辞書をくれた。「働けば、こうして買えるのよ」。それだけではなかった。「労賃から辞書代を引いた残り」と言ってお金までくれた

 「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」(新潮文庫)からひろった。14年前に一関で3日間開いた「作文教室」が収録されている。この教室は、かつてお世話になった一関の皆さんに何かお返しを、と思い立った

 井上さんは「恩返し」を一つ進めて「恩送り」と呼んだ。受けた恩を、その人に直接返すのではなく、別の人に返す。その人がさらに別の人にと〈「恩」が世の中をグルグル回っていく〉社会を思い描いた。「恩送り」は江戸時代は普通に使われていたそうだ。

春秋 西日本新聞 2010年7月16日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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