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風を受けさっそうと舞う若ツバメ見上ぐる空は汚れなき青・・・春秋 八葉蓮華

 福岡県宇美町にある福岡刑務所の古い廊下にはツバメが巣をいくつもかけていた。毎年やって来ては受刑者たちの心を和ませてきた

 〈燕(つばめ)来る仰げば空に母の顔〉。受刑者が詠んだ俳句だ。俳人の小原菁々子(せいせいし)さん(故人)が1990年に編んだ「福岡刑務所玄海句会句集」に残されている。〈刑廊をくゞりとびゆくつばくらめ〉

 刑務所には社会復帰を手助けする篤志面接委員がいる。小原さんもそうだった。福岡刑務所には絵画や簿記、教養、英会話などを指導する篤志面接委員がたくさんいる。ツバメの話は、その一人の小社OBから聞いた

 短歌にも詠まれている。〈懲(こ)りもせず今年も帰って来たのかとつばめに語る我の身哀(かな)しき〉。警察官OBの末房長明さん(福岡市文学賞受賞)が指導する最近の短歌会での作から拾った。〈風を受けさっそうと舞う若ツバメ見上ぐる空は汚れなき青〉

 福岡刑務所では改築工事が進行中。巣があるところは取り壊される。惜しむ声が誰からともなく聞かれた。季節が運ぶ励みの糧を失うのは寂しい。巣の主たちは今年は既に飛び去った。来年帰ってきても巣はもう…

 と思っていたら、先日、収容棟の新しい廊下に、新しい巣がかかっているのが見つかったそうだ。来年もきっとまたやってくる。職員も受刑者もホッとした。短歌会にはこんな作品も寄せられていた。〈夏空をつばめが往(ゆ)けば吾(われ)も翔(と)ぶこの生涯の涯(は)て見むとして〉

春秋 西日本新聞 2010年6月25日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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