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歴史散歩「博多独楽」の世界に心を浮游させて・・・春秋 八葉蓮華

 江戸時代に筑前から伊勢、善光寺、日光を旅した商家のおかみさんの一行があった、と1カ月前の小欄で紹介した。残された日記を基に作家田辺聖子さんが書いた長編読み物を参考にした

 その「姥(うば)ざかり花の旅笠 小田宅(いえ)子(こ)の『東路(あずまじ)日記』」を、あの時は読み終えていなかった。最後まで読んだなかで、日記に出てくる独(こ)楽(ま)の話が興味深かった。帰路の京都でのことだ。一行が見とれたのは独楽の曲芸だった

 田辺さんに執筆用史料を種々提供した宅子の子孫の1人、日高康さんから「博多独楽でしょう」と教わったそうだ。大陸渡来の独楽は博多で初めて芯棒に鉄が使われ、日本独特の独楽芸を生んで全国各地を巡った

 博多生まれの独楽芸は海も渡った。1867年のパリ万博での人気は今も語り草。博多独楽についての田辺さんの記述は、くだんの著書の文庫本版で5ページ余にわたる。「しばし博多独楽の世界に心を浮(ふ)游(ゆう)させて楽しんだ」そうだ

 資料は「筑前博多独楽」(高千穂書房、1977年)に拠(よ)ったという。この著者は筑紫珠(しゅ)楽(らく)さん。一度すたれた博多独楽を再興した人だ。独楽を作る技術と剣先などを渡らせる芸は、長女の二代目珠楽さんが継いだ

 いろいろ調べていて、独楽は「博多町家ふるさと館」にあることを知った。行ってみると、博多の伝統の技の一つとして展示してあった。江戸期の日記に案内されながらの、ちょっとした歴史散歩になった。

春秋 西日本新聞 2010年4月8日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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