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半年余の「民主党」やってみるとこれが大変に難しい・・・春秋 八葉蓮華

 霧などで海上の視界が悪い時、衝突しないよう「ここに船がいるぞ」と船自身が鳴らしたり、「灯台はここだぞ」と陸地から鳴らしたりする

 「ウォーン」「ブォー」…。灯台の位置を霧笛で知らせる霧信号所は、ピーク時は全国で53基稼働した。残っていた9基が先月末で廃止された。衛星利用測位システム(GPS)など航海計器の機能向上で役目を終えた

 廃止になった霧信号所を、いっとき永田町に引っ越しさせてはどうか。霧が深まる国会議事堂周辺では、出港して半年余の「民主党丸」が迷走中。日に日に危険度を増している。霧信号所の数は多いほどいい

 出港時に新調していたはずのGPSに不具合が生じた。安普請だったらしい。それまでとは違う航海を約束したのは何だったのか。自民党時代に何度か見た霧を、民主党も発生させて「ここはどこ?」状態になっている

 時代も状況も異なるが、落語の「船徳」が浮かぶ。勘当された若旦(だん)那(な)・徳さんがいなせな船頭への変身を試みる。竿(さお)は三年艪(ろ)は三月(みつき)、と言い、やってみるとこれが大変に難しい。初仕事の途中で音を上げて客に頼む。「船頭一人雇ってください」

 操船技術だけでなく、民主党丸の場合は船長の数にも問題がある。何人もいたのでは迷走もする。「とりあえず陸地に」というのなら放っておいていい。「船頭多くして船山に登る」と古来言う。そうなった時のお代は夏の参院選で払う。

春秋 西日本新聞 2010年4月4日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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